RIC Rose Garden RICローズ・ガーデン(六甲アイランドバラ園)

ローズガーデンについて



RICローズガーデンのコンセプト

 RICローズガーデンの特色は、六甲アイランドのリバーモールという公共空間にありながら、住民の方々が維持管理し、まちの美しい景観創造に寄与していることです。毎年開催されるガーデンパーティはまちの活性化にも多いに貢献できるでしょう。また、難しいメンテナンスでローズガーデンを維持するのではなく、日頃の簡単な手入れでみんなで楽しみながらローズガーデンを維持することをめざしています。

ローメンテナンスで育てるローズガーデン ー丈夫なバラの選定一
 丈夫でローメンテナンスで栽培できるシュラブやつるバラポリアンサなどの品種を選定し、維持管理の軽減が計れるように計画しています。イングリッシュローズは大輪の華麗な花を咲かせ、シュラブやポリアンサは小輪ですが多くの花を咲かせます。ポリアンサは小型のバラですが長期間花を咲かせます。

華麗な空間演出 一多くの草花との混稙一
 バラと宿根草や一年草を混植したイングリッシュボーダーガーデン風のデザインです。バラと草花の調和したナチュラルで色彩豊かな絵画的な表現をめざしています。バラの咲く時期に合わせて咲くジキタリスやカンパニュラ、初秋にはコスモス、バラの咲かない冬はビオラなど、四季それぞれに花の景観が楽しめるように工夫しています。

立体的な空間演出 一都市景観との調和一
 都市空間に彩りを添えるために、ローズポールやローズアーチを設置し、クレマチスを絡めることで立体的なバラの美しさ表現しています。一つのアーチに異なる品種のバラを絡ませることで、色彩的な変化を演出します。

ガーデンの手入れ
 ガーデンは皆さんで手入れ次第でさらに輝きます。ガーデンの空間、バラの特性にあわせた手入れを心がけましょう。
 ここに植栽しているバラはハイブリッドティではないので、バラの手弓書に書いてある強選定(大きな枝を下まで切る)の必要はありません。しかし、小さな枝が増えると花付きがわるくなるので、バラの状態にあわせて適宜剪定します。


無農薬栽培の試み
 一年日は無農薬での栽培を心がけ、バラの生長状況を把握します。どのような病気が発生するのか、害虫の被害もチェックします。無農薬で栽培する場合は、害虫はつかまえて駆除します。病気対策として、植物エキス(リカー+木酢+二ンニク+トウガラシ+ニームオイル)、重曹(炭酸水素ナトリウム)の溶液をうすめて散布します。